院長挨拶

静心クリニック院長

江崎 規員 (Ezaki Norikazu)

【ご挨拶】

長年にわたり、浜松医療センターでのチーム医療を中心とした診療に携わり、がんをはじめ、さまざまな病に苦しむ患者さんに寄り添ってきました。そこでは、共に悩み、共に苦しみ、そして共に喜ぶ、そのような関係を患者さんと築き上げることの大切さを学んできました。

このクリニックでは、出会った患者さん一人一人と誠実に向き合い、絆を深めていくことを目指します。寛解した後も、何かをきっかけに生じた悩みや苦しみについて、また相談してみたいと思うことがあるかもしれません。そんなとき、温かく迎え入れ、気持ちに寄り添える存在でありたいと願っています。治療において、主役は患者さん自身です。患者さんがこうありたいと思い描く自分に近づいていけるよう、お手伝いをさせていただきます。一緒に治療目標を定め、日々の状態を確認しながら心身の安定を図っていきましょう。

【クリニックについて】

クリニックを開業するにあたり目標としたのは、日々の生活において、さまざまなストレスに苦しむ患者さんが、癒やしと明日への活力を求め、足を運んでいただけるような診療所であることです。

その未来を想像したときにふと思いついたのが、百人一首にある「久方の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ」という歌でした。

この歌の上の句に詠まれたような、春の日差しが差し込むのどかな情景を思い描いたとき、このようなほっと息をつきたくなる、穏やかな時間を過ごしてもらえたら嬉しく思います。 「静心(しずごころ)」という名称には、私のそんな願いが込められています。

(経歴)

1998年 浜松医科大学医学部医学科卒業

浜松医科大学精神医学講座(医局)入局

浜松医科大学医学部附属病院精神科神経科研修

2000年6月 神経科浜松病院

2001年9月 竹田綜合病院精神科(福島県会津若松市)急性期病棟・精神科救急

2002年10月 神経科浜松病院

2005年4月 静岡県立こころの医療センター急性期病棟副医長

2006年4月 浜北さくら台病院精神科部長

      浜松医科大学医学部附属病院精神科神経科外来(非常勤)

2011年4月 浜松医療センター精神科部長

      遠江病院もの忘れ外来(非常勤)

2024年10月 静心クリニック院長

      浜松医療センター精神科外来(非常勤)

(保有資格)

・精神保健指定医

・日本精神神経学会専門医、指導医、認知症診療医

・日本老年精神医学会認定医

・日本医師会認定産業医

・厚生労働省認定 卒後臨床研修指導医

・PEACE(緩和ケア/精神腫瘍学の基本教育に関する)研修指導医

(その他資格)

・浜松市立小中高いじめ調査委員(発起メンバー)

・浜松市立看護専門学校非常勤講師

・嘱託産業医(浜松市内3社、菊川市内1社)

・コンサータ(ADHD治療薬)処方登録医

(所属学会)

・日本精神神経学会

・日本うつ病学会

・日本うつ病リワーク協会

・日本臨床精神神経薬理学会

・日本老年精神医学会

・日本総合病院精神医学会

・日本ポジティブサイコロジー医学会

(連携医療機関)

総合病院

・浜松医科大学医学部附属病院(他科連携、摂食障害、トラウマ関連)

・浜松医療センター(他科連携、浜松市職員のリワーク)

・磐田市立総合病院(他科連携、磐田市職員)

・聖隷浜松病院(他科連携)

・聖隷三方原病院(他科連携、精神科救急関連)

精神科病院

・神経科浜松病院(ストレスケア入院連携)

・三方原病院(医療リワーク連携)

・浜北病院(地域連携)

・朝山病院(地域連携)

・遠江病院(認知症関連)

メンタルクリニック

・山の端メンタルクリニック(地域連携)

・子どものこころの診療所(高校生以上)